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【集団左遷!!】第1話の感想(ネタバレあり)と今後の考察

こんにちは、こんばんは。

やたぽー(@yataponblog)です。

 

いよいよ始まりましたね!日曜劇場『集団左遷!!』

銀行を舞台にしたサラリーマンの下克上物語です。

 

日曜劇場で銀行を舞台にしたドラマでは2013年に放送された『半沢直樹』が有名ですね。

銀行と言えば、本店と支店との力関係や合併した銀行同士の派閥争い、出向という名の左遷などのイメージが強くあり、『集団左遷!!』でこれらを交えた人間ドラマがどのように展開されていくのかが見どころです。

 

では『集団左遷!!』第1話の感想と今後の考察を見ていきましょう!

 

 

『集団左遷!!』第1話の感想

まずは『集団左遷!!』のあらすじをまとめます。

『集団左遷!!』あらすじ

『集団左遷!!』は主人公の片岡洋(福山雅治)が大手メガバンクの三友銀行蒲田支店の支店長に昇任人事を受けるところから物語がスタートします。

出世を喜ぶ片岡でしたが、蒲田支店は本部の会議で既に廃店が決まっており、片岡の役目は廃店に向けて何もしないことでした。

蒲田支店に与えられたノルマは半期で純増100億円!

到底達成できないノルマを与えられ、ノルマが達成できなければ蒲田支店は廃店

そして蒲田支店が廃店になれば支店の銀行員は全員リストラ…ただし支店長の片岡だけは本部に身を保証されています。

こんな状況の中、片岡は頑張らず、何もせず、ただただ廃店を待つことができるのか?

それとも片岡は蒲田支店の存続を目指して頑張ってしまうのか?

 

『集団左遷!!』相関図

 

三友銀行相関図

出典元:「TBS公式HP」 https://www.tbs.co.jp/shudan-sasen/chart/

 

『集団左遷!!』第1話あらすじ

以下ネタバレを含みます。

 

「頑張るな」と言われた片岡の「頑張りたいけど頑張れない」葛藤の支店長生活の幕開けです。

蒲田支店出勤初日から大忙し

出勤初日からハプニングが発生します。

片岡が朝礼で支店長として着任の挨拶をしようとした時、融資をしていた会社の社長が逃げたと連絡が入ります。

片岡が融資した会社のオフィスに向かうと、既にもぬけの殻。

融資額5,000万円がいきなり回収不能になりかけます。

担当していた新人の平正樹(井之脇海)と一緒に融資先の社長を探しに手当たり次捜索します。

本部からの圧力を受けまくる

蒲田支店副支店長の真山徹(香川照之)から2日後に臨店(本部が支店の融資状況が正しいかどうかをチェックする検査)が入ることを知ります。

融資額5,000万円が回収不能と本部に知られれば、一気に廃店の危機に陥るためなんとしてでも回収する必要があります。

捜索を続ける片岡と平は、偶然、融資先の会社の社長がよく訪れていたクラブのママに会い、社長がよく指名してい女性の居場所を知ります。

社長の居場所の手がかりを掴んだ片岡達は遂に社長を発見しますが、「金はない」と言われ、車で逃走されてしまいます。

一緒にいたクラブの女性から宅配便の控えを手渡され、社長がゴルフ場に行くと予想し先回りします。

いよいよ臨店開始

いよいよ臨店当日になります。

本部の検査部次長鮫島正義(小手伸也)らが蒲田支店を訪れます。

融資状況のチェックが始まり、例の5,000万円融資をチェックされます。

結果は…なんと片岡達は臨店の日の朝、ゴルフ場で社長から全額回収をしていました。

その後も臨店は進み最終日結果が言い渡されます。

5,000万円の融資も回収し、他に問題はないと思っていた片岡達でしたが、1件返済遅延の融資が見つかってしまいます。

打ち切れば融資先の会社が倒産

返済遅延をしていたのは滝川晃司(神木隆之介)が担当する鶴田工房でした。

鶴田工房は社長が指を怪我をし、たまたま返済が遅延してしまったのですが、本部の検査部次長鮫島はすぐに全額回収するよう片岡に言い渡します。

滝川は融資をやめれば鶴田工房が倒産してしまうと言い、なんとかしようと毎日鶴田工房に通います。

そんな滝川の姿を見て、頑張らないと決めていた片岡も少し心を動かされます。

本部の知り合いの支店統括部部長宿利雅史(酒向芳)に融資の回収を待ってもらえないか相談に行きます。

本部に味方はいない

支店統括部部長の宿利に相談した片岡と滝川でしたが、「融資をやめなかったところで鶴田工房が存続するかどうかは分からない」「鶴田工房の大手取引先だった五郎丸商会との取引が再開すれば考え直す」と言われ押し返されてしまいます。

宿利との面談の後、本店のロビーで常務取締役人事部担当の横山輝生(三上博史)とすれ違い、蒲田支店のために何もしないように釘を刺されます。

頑張らない選択

蒲田支店に戻った片岡は真山副支店長から半期のノルマを教えて欲しいと要求され、蒲田支店の主任以上のメンバーに100億円のノルマを報告します。

唖然とする一同。

そんな折、副支店長の真山が、廃店のことを片岡に言及し、「頑張って蒲田支店を存続させるよりも、蒲田支店が廃店になって、片岡が本部に戻った時に頑張って蒲田支店の銀行員がなるべくいい場所に出向できるように手配して欲しい」とお願いされます。

頑張って本部に楯突いても、結局は本部から酷仕打ちに合うのが目に見えていると言われた片岡は「少し考えさせて欲しい」と判断を悩みます。

頑張ってしまうのがサラリーマン

横山人事部長と蒲田支店を含む廃店候補12支店の支店長そして宿利支店統括部長が集まり、懇親会が開催されます。

その途中、滝川から電話を受けた片岡は、鶴田工房の融資が継続されたことを知り一安心します。

しかし安心したのも束の間、融資をするのは蒲田支店が統合される予定の羽田支店でした。

滝川に蒲田支店廃店のことがバレてしまいます。

また今回の融資継続を羽田支店に取らせたのが横山の指示だと気づいた片岡は一世一代の決心をします。

頑張らせて欲しいと土下座

横山人事部長のやり方に納得のいかない片岡は、本部の命令に背く決心をします。

蒲田支店を存続させるためノルマ達成に向けて、頑張らせて欲しいと横山に直訴します。

横山は「会社のために頑張るのではなく、頑張って何もしないでくれ」と片岡に言いますが、片岡は「銀行員人生を振り返ったときに、頑張らなかったことを後悔したくない」と言い返します。

これに対し、横山は片岡の好きにするように言います。

しかしノルマ達成できないときは、片岡もリストラを覚悟しておくように言われます。

片岡は蒲田支店を廃店にしたくない支店にすると宣言し、懇親会を飛び出します。(第2話に続く)

 

『集団左遷!!』第1話感想

ここまであらすじを簡単に振り返ってきましたが、『集団左遷!!』を見て私が感じたことはサラリーマンが共感しやすいドラマだと思いました。

上層部には逆らえない、幹部からの命令に背けば左遷されるなど、会社員として働いていれば誰もが感じていることです。

目の前に頑張らなければならないことがあれば頑張ってしまう片岡の性格は、共感できる部分が多く自然と応援してしまいます。

第1話の最後で「頑張ること」を横山人事部長に宣言した片岡支店長が、蒲田支店を如何なる方法で救っていくのか!?

今後の展開が楽しみです!!

 

『集団左遷!!』原作本

『集団左遷!!』の原作本は江波戸哲夫さんの『銀行支店長』と『集団左遷』です。

どちらも講談社から2019年の1月に出版されています。

タイトルは『集団左遷!!』ですが、銀行員の話について書かれたのは『銀行支店長』の方です。

 

 

『集団左遷』の方はアマゾンでもベストセラーになっていて、その人気ぶりが伺えますね!

 

 

『集団左遷!!』今後の考察

最後に次回以降の『集団左遷!!』を予測していきます。

一番気になるのは真山副支店長の正体です!

第1話で横山人事部長が誰かに(おそらく真山副支店長ではないか)電話しています。

そこで「片岡支店長の動きを監視してくれ、そうすれば君の身も保証する」と言っています。

また蒲田支店の半期ノルマを伝えた際、真山は蒲田支店が廃店になることを知っていました。

真山は前任の蒲田支店長から聞いたと言っていますが、真山の言動には怪しいところが多く、今後の物語のキーパーソンになりそうです。

また蒲田支店は三友銀行と合併した旧大昭和銀行の本店だった場所です。

ここをあえて廃店するということが、何か裏がありそうですね。

三友銀行の頭取藤田秀樹(市村正親)は旧大昭和銀行出身です。

蒲田支店存続に向けて頭取の存在は大きな意味を持ちそうです。

 

まとめ

以上が第1話のあらすじ感想、今後の考察です。

出演者も豪華で、それぞれの演技もとても魅力的です。

『集団左遷!!』は物語に入り込みやすく、共感できる要素が多いドラマですね。

蒲田支店は存続できるのか?

片岡支店長と蒲田支店銀行員の人間関係、そして本部への下克上など見どころがたくさんあります。

最後まで目が離せないこの春注目のドラマになりそうです!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

やたぽー(@yataponblog