将来の税理士に必要なスキルはこれだ!!【AI時代の到来に備えて】
こんにちは、こんばんは。
やたぽー(@yataponblog)です。
税理士はAIに取って代わられる職業の上位に入っています。
実際に実務においても、簡単な作業は自動化が進んでいてAIの到来を肌で感じています。
今後10〜20年後には帳簿記帳や申告書作成など、税理士の中心とも言える業務はAIが行う時代が到来すると思っています。
また税理士業界は競争が激しくなっており、より一層個々のブランディングが重要になっていきます。
これまでのように帳簿の作成や申告書作成の業務だけでは、価格競争に巻き込まれやすく、生き残っていくのは困難になるでしょう!
そこで今回は、これからAI時代を生き抜くために税理士として必要なスキルをご紹介します。
税理士に必要なスキル
AI時代に備えて必要なスキルは大きく分けて次の3つです!
- コンサルティング
- 国際税務
- 組織再編
税務の知識に加えてこれらのスキルを持つことが、今後の税理士に求められます!
では詳しく見ていきましょう!
コンサルティング能力
税理士の主な業務は帳簿記帳や申告書作成ですが、その申告書の作成に当たっては顧客の様々なニーズに対応する必要があります。
顧客が税理士に求めていることは、税務の相談だけでなく経営に関する全体的な相談です。
税務面に精通していることに加えて、顧客の悩みや将来の方向性を一緒に考えていく力が求められます。
また顧客の悩みはまとまっていないこともあるので、税理士が顧客の悩みを引き出し、その想いに沿った解決策を提案することが大切です。
顧客の悩みの中には税金対策よりも重要なことが多く存在し、その1つ1つを顧客と一緒に解決することをAIが行うことは出来ません。
決まった答えが無いからこそ、答えに向けて経営者とともに考えていくスキルは、今後より重要になっていきます。
国際税務
最近は海外に進出する日本企業や海外に住む日本人が増えています。
外国の税務は複雑で、日本との租税条約や各国の税制を考慮する必要があります。
現状、国際税務を行える税理士法人はまだ少ないのが現状です。
今後さらなる国際化が進めば、国際税務に詳しい税理士の需要は高まります。
現地の税理士に頼む方も多いですが、日本企業や日本人の場合には、日本の税理士に国内のことも国外のこともお願いしたいという方が多くいます。
日本の税務だけでも大変ですが、外国の税務についても知識を身につけておくことで、他の税理士と差別化できます!
AIが対応できないことを得意分野にすることが重要です。
組織再編
M&Aや株式交換などは法律が複雑でケースバイケースでの対応が必要になります。
また株主への対応や経営者の考えなどを考慮して慎重に進めていく必要があります。
コンサルティングのところと同じですが、AIでは対応するのは難しいでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今まで税理士の専門業務であった帳簿記帳や申告書の作成はAIが行い、税理士は最終チエックを行うだけという時代が来るかもしれません。
もちろん法律の解釈は税理士が行う必要はありますが、それでも作業はだいぶ減ると思います。
これからは「税務×コンサル」「税務×国際」などのスキルが今まで以上に必要になるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
やたぽー(@yataponblog)